Album review: GRETA VAN FLEET / “Starcatcher” :74p

GRETA VAN FLEET / "Starcatcher" アルバムレビュー
GRETA VAN FLEET / "Starcatcher"
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GRETA VAN FLEET / “Starcatcher” :74p

その昔、KIGDOM COMEというロバート・プラントそっくりのヴォーカルでLED ZEPPELINそっくりの音楽性を行うことでヒットし、大好評を得ていたハードロックバンドがいた。

どのくらいかというと、Rが2つある定価500円専門誌の編集長様をもってしてアルバムレビューで「物真似は嫌いだ」とこの上なく賞賛されたのみならず、かのゲイリー・ムーアに至っては彼らをテーマにしたLED ZEPPELIN風の楽曲を“Led Clone”と題してオジーにおちゃらけて歌わせてみせるなど、そりゃあ大層な好評ぶりだったものだが、そんなことはさておき。

GRETA VAN FLEETというロバート・プラントそっくりのヴォーカルでLED ZEPPELINそっくりの音楽性を行うことでヒットし、大好評を得てきたこのハードロックローン。(物真似は嫌いだ)
おかげでデビュー期には例の意識ピッチ系フォークメタルどもからも見事、10点満点中1.6点を獲得し以下余白を捧げられる誉れよう。
(まウチは割とそれでいてそこそこ評価してたんだが)

今回のこれは彼らにとって3rdアルバムとなるのだが、枚数を重ねるなかYESTHE WHOCREAMにとクラシックネタを小賢しく増やしつつ、相変わらずのヴィンテージなアナログサウンドで、今なお相変わらずLed Croneな70年代レトロ・ハードロックを展開しとる。

冒頭からのオルガンから「えええーっ、えええーっ」と軽めにクセになるリフ展開のM1“Fate Of The Faithful”は、「聖なる館」のパロディ。
当然ながらそこには目新しさもクソも全くないのだが、しかし途中即興ジャムみたいなショートレンジの疾走ガラージ・ロックンロールをやってみたり(M5“Runway Blues”)、スケールの大きなアコースティックをやってみたりと芸に幅と奥行きが見えてきているのは評価できるかと。

なかでもM9“Meeting The Master”などで見せるたおやかな歌唱では、ハイトーンシンギングだけじゃないジョシュ・キスカ(Vo)の力量も伝わるしで、これはこれでアリとすりゃー悪くはないよな、という振り返ってみれば前作と同じ結論に。
なので前作レーティング時の72pに以下余白分付けといてやんよ。

GRETA VAN FLEET / "Starcatcher"

GRETA VAN FLEET / “Starcatcher”

DATE
    • アーティスト名:GRETA VAN FLEET
    • 出身:US
    • 作品名:「Starcatcher」
    • リリース:2023年
    • ジャンル:HARD ROCK,GUITER ROCK, CLASSIC ROCK,BLUES ROCK, ALTERNATIVE

 

一応しとく注意
・レーティングはあくまで書いてる人の個人的な気分と機嫌のみに基づいたものです。
・ネタが古い、おっさん臭い、と言われても古いおっさんが書いているので、仕様です。
・ふざけたこと書きやがってと言われても、ふざけて書いているのでお許しください。
・ネット上のものがすべて本当だと捉えがちなおじいちゃんや、ネット上のものにはケチつけても許されると思いがちな思春期のおこさまのご意見は全てスルーします。
・要するに、寛大な大人のご対応をよろしくお願いします。な?
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