早朝から、洗濯ものと食器の山をラスカルの化身となりて一心不乱に洗いまくり、そして洗濯機をフル回転させて洗い終えた服の山をベランダの物干しにちぎっては投げちぎっては投げする(しない)。
そんな、ぼくという家事の鬼がそこにいた秋の日曜朝。
ふう、と落ち着いた今このときこそ我勝機と見つけたり、コオヒイひいてレコオド流して休日恒例ヴァイナルカフェ。
FIFTH ANGEL/Time will Tell(1989)

令和にもまた異世界転生してんのかよ、この地味を司りし第五天使風情が!
と先週に新譜まで出してて笑った、そして軽く聴いてもやっぱり全く変わらない地味さに笑ったこいつら。
あ、ここで本作を扱うのは二回目だ。
詳しくは前回の記事を読んでほしい。
でその前んときも書いたけど、時々ふと聴きたくなってレコード棚から定期的に出してくる。
でも、それ以上は、いらない。
しばらく、当分、いやずっと、下手すりゃ数年くらいは、いらない。
だけど、たまに何故か無性に聞きたくなる。それがこのバンドの、このアルバムだ。
「このアルバム」つっても、ぶっちゃけこれしかない。
ま、この前にも風雲シュラプネル城から出した一枚があるこたあるが、でもあんまどうでもいい。
なんだかんだで、結局、これしかない。
QUEENSRYCHE、SANCTUARY、HAIR APPARENTと並び称されるシアトルグランジ四天王ただし奴は最弱の面汚しな天使ちゃんFifthだけに。(※1)
本作はその出世作にして、ていうかそもそもコイツらって出世したんだっけ?と首傾げさせられる、何たる地味スキルの高さよ。(割と褒めてる)
何せ地味に良くて、地味に聴かせて、地味に上手くて、シェンカーUFOのカバー“Lights Out”もそつなく地味にこなしてるので、おーかなりイイの書けるじゃんと地味にスルーしかねないっていやそれ他人の曲だよしかも神のやつだよ天使ちゃん!
しかもメンバーなんか、誰がいたのか一人も名前覚えてない。
裏ジャケ見ても、誰?てなる。
全く、知らん。言われても、あー!ってならん。
そんなユニークスキル「ド地味」のチートさで、1989年という世はまさにCD時代に11曲を残したこの地味名盤、時は語りしTime will Tell。
当時はソニーから国内盤も出てて、ついてた邦題が「時の呪文」。
いや、呪文って。意味が全くわからない。
しかも当時のRが2つあって炎上しまくりそうな名の無忖度専門誌のレビューじゃ、初代編集長様自らが76点と地味な点数をつけた上に、「このままじゃ消えていくぞ!」と叱咤激励どっちかっちゃ前者していて、勿論その通りにここのままで消えていった。
そんな翼の折れた飛べないエンジェルによるこの実質活動初にしてラストアルバム、正統派HR/HMの旨味を守りつつも、出さない頭角とそつの無さでどれもそこそこ位にゃ美味しい楽曲を並べており、中でも屈指なのが…どれだっけ?
(B3“We Rule”とかも、カッコイイのかカッコワライなのか)
ま、みんなそこそこよくて屈しない。
それがこの超絶最地味天使ちゃんだった。てか…誰なん?(知らん)
あ、あと一応加えておくけど冒頭の通りに近年再結成してて、2018年にはリユニオンアルバムも出しているんだけど、当然ながら地味なので全く覚えていないことは言うまでもない。
あとこないだ久々に出た新作を聴いてみたんだが、こいつらこれで4thなんだけど、多分、Fifthのエンジェルは、ない。
※註1:「いやそこはMETAL CHURCHじゃなくてHAIR APPARENTなのかよ!」←メタル村の模範ツッコミ

FIFTH ANGEL/「Time Will Tell」(1989)
- アーティスト名:FIFTH ANGEL
- 出身:アメリカ
- 作品名:「Time Will Tell」
- リリース:1989年
- HARD ROCK, HEAVY METAL
よって、そのほとんどが70~80年代の古いものばかり。
尤も音楽批評というかしこまったものよりは、大概がただの独り言程度のたわいない呟きなので、ゆるーく本気にせず(笑)読んでいただければ幸いです。

