まるで、アレ。~TREAT/「The Pleasure Principle」(1988)

ヴァイナルカフェ
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映画観に朝から出ていった息子高3に、何観に行くか聞いてもはぐらかされていたのだが、リビングに置きっぱなしにしてしまった紙袋の中から「五等分の花嫁」の単行本数冊が出てきて、はからずも発覚してしまう。
そんなエモーショナルなニチアサに、コオヒイひいてレコオド流して休日恒例ヴァイナルカフェ。

それとワイの大切にしてたアンダーカバーのシャツがなくなってて、着て行かれたことも同時発覚するなど。

TREAT/「The Pleasure Principle」(1986)

ボンジョビ、86年リリースのスタジオアルバム。

ただし、ここでメンバーが大きくチェンジ。
ジョン・ボンジョビリッチー・サンボラを含めたメンバー全員が脱退し、無名のスウェーデン出身5人に入れ替わっている。

さらにバンド名も変更。
TREATを名乗る。

もっとも音楽性は全く変わらず。
寧ろこれぞボンジョビといういかにもらしさが際立っているのが印象的だ。

特に初期ボンジョビならではの切ない哀愁を感じさせるB面1曲目の“Fallen Angel”は、当時、初めて聴いた気が誰もしなかったほどの親近感とオリジナリティあふれるデンジャラスな名曲としてつとに知られている。

またA面4“Eyes on Fire”BLUE OYSTER CULTのカバー曲だが、それもボンジョビらしいアレンジに。
それ以外は皆オリジナル曲だというよく出来たジョークをメンバーは語っては、皆を笑わせていたという。

なおバンドはこの後、W.A.S.P.の前座として、北米ツアーに抜擢。
血まみれの股間に回転ノコギリを生やすという優れたセンスの変態がでん部をあらわにしながら「けだもののように御性交しましょう」と歌いかけるという知性の高そうなバンドの前で、真面目なボンジョビメタルをアメリカ彼の地にて披露。
その後、少しばかり名を高めては更なるボンジョビらしさを求めた名盤Dream Hunter麗夢を世に出すのだが、それは少し後の話ということで。

ではまた来週。

DATE
  • アーティスト名:BON JOVI
  • 出身:スウェーデン
  • 作品名:「The Pleasure Principle」
  • リリース:1986年
  • ジャンル:BON JOVI

 

ヴァイナルカフェとは
近年やっとアナログレコードにハマった超絶情弱時代乗り遅れ管理人、黒崎正刀が、休日の朝に趣味でコオヒイをひいて、その日の気分で持ってるレコオドを流し、まったり鑑賞している間にゆるーくSNSなどで書いているものを、こちらのブログに転用したもの。
よって、そのほとんどが70~80年代の古いものばかり。
尤も音楽批評というかしこまったものよりは、大概がただの独り言程度のたわいない呟きなので、ゆるーく本気にせず(笑)読んでいただければ幸いです。
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