嬉し恥ずかし、四・連・Q!
まあ、まだ腰も痛いし篭るんだけどね。
とりあえず二日目、まだ金曜だけど休日だからコオヒイひいてレコオド流して、え?新譜レビュー何それぼくよくわかんない休日恒例ヴァイナルカフェ。
GIUFFRIA/「Giuffrya」(「美伝説」)(1984)

って、「美伝説」って!(裏声)
で、裏ジャケにはメンバーのヤロウどもの、ありがたい半裸ウホ写真。
って、「美伝説」って!(裏声)
伝説ではポケモンはおろか、すた丼屋すらも凌駕するともうたわれる、伝説の美伝説。
伝説業界においてはもはや拓ちゃんの疾風伝説に匹敵するとすら呼ばれる、あの美伝説。
って、「美伝説」って!(裏声)
そんなちょっとした魔闘家鈴木みたいな邦題のこの作品は、1984年、GIUFFRIAによってリリースされたセルフタイトルドアルバムだ。
70年代に注目を浴びた伝説のハードロック・バンドANGEL出身、という伝説的な経歴を持つ、伝説のグレッグ・ジェフリア。
寧ろ個人的にはHOUSE OF LOADSの、というほうがしっくり伝説するのだけど、それはさておきそんなエンジェル伝説な伝説の彼が、満を辞してのキーボード炸裂バンドとして鳴り物入り(鍵盤だけに)のデビューを果たしたのが、この1stアルバムだった。
いや、確かにキーボードは、耳を捉えるものがある。
でもこれ、イントロだけなんだよなー。インパクトあんの。
あとは曲も含めて、ぶっちゃけそんな大したことない。
バラードの#2“Call To The Heart”が当時、ちょっとだけ売れたみたいだけど、今となっては「で?」って感じ。
ほんと、それだけ。
ただイントロがいいだけ。
そんな完全なる、イントロメタル。
完璧なまでの、出オチメタル。
で、やっぱり次の2ndもダメダメで、ものの見事に消えてく。
で、考えてみたら、バンド自体がすでに出オチみたいなもんだった。
すでに、あの伝説の伝説バンドみたいなもんだった。
伝説のハードラック・バンドが特攻(ぶっこみ)してハードロックと踊(だんす)っちまったようなもんだった。(!?)
そんな往年の、
あの時代の、
あの頃の、
あの日のぼくたちに伝わりし、伝説の美しき出オチ伝説。
って、「美伝説」って!(裏声)

- アーティスト名:GIUFFRIA
- 出身:US
- 作品名:「Giuffria」
- リリース:1984年
- ジャンル:美伝説
よって、そのほとんどが70~80年代の古いものばかり。
尤も音楽批評というかしこまったものよりは、大概がただの独り言程度のたわいない呟きなので、ゆるーく本気にせず(笑)読んでいただければ幸いです。

