今週のチェック(2025/09/28) / BABYMETAL, SODOM, Ho99o9, ALIEN, -The Weekly Reviews

BABYMETAL, SODOM, Ho99o9, ALIEN, 今週のチェック
BABYMETAL, SODOM, Ho99o9, ALIEN,
スポンサーリンク

BABYMETAL / 「METAL FORCE」 :94p

BABYMETAL / 「METAL FORCE」

BABYMETAL / 「METAL FORCE」

水商売5th。(やめろ

そして前作「The Other One」による世界デビュー戦勝者のベビメタさん、金に糸目つけずに情け容赦のない横綱相撲をしてしまわれる。
いやこれ最高傑作確定だろ。

ある意味で肩の力が入り過ぎてキリッ過ぎた前作だったが、あれはあの時点の戦局に向けた必要な一手だったってのは前に書いた通り。

で、それを経ての本作では、いい意味で彼女ららしい遊び感覚と節操ないジャパニメアイドルKxAxWxAxIxI技を、大金重ねてワールドワイド第一線モノとして十分通じるメジャー感あふれる圧倒的パワーゲームとして領域展開。

しかもここんとこ散々相手も仕事も見境なく、やってんなやってんなYoutuberばりのコラボビジネスやってんなだったベビメタさんだったが、その取り立て業務もしっかり抜かりない。

おwまwwなwにwやwっwてwんwだwwwwな踊るアホウさんトム・モレロによる完全なるRAGE AGAINST THE MACHINEの無駄遣いから始まって、ブリンッとミをホリズるさんの手腕によるハッピーPOPPYよろぴくね、更にはインド製パチモノスリッパからおそロシアのグラコアレスラーに至るまで、まさに札束で頬を叩き回るかの鬼の所業を重ね連ねては、ものの見事にそれらを食い捨て使い捨て、自身のキャラものに飲み込み消化してしまうという恐るべき器量の化け物よ。
(個人的にはPOLYPHIAの使い方が相変わらず贅沢なくせにバカみたいに跳ね上がって、多田野胸キュンジャパドエモ超極上メタルに仕上がってるM6“Sunset Kiss”にツボりまくり。こんなん世界中で他に誰出来るよ!?)
これをメタルキャバクラ風情がとすら呼び卑しむのが、いくら取り繕おうが如何にテメエがこれまでロックだポップスだと語ってきたものを全大否定する愚行だと何故気づかないくらいモウロ(←結構根に持ってる)

そんな才能の特級呪物ユニットが、こんだけ満と大金を持して、しかもこの35分というコンパクトにまとめる濃厚凝縮ゴージャズぶり、でいてSU-METALの表現者としての飛躍著しくもかわいいってんだから、それが最強じゃないわけがないっていう。

なのでド初期からのベビメタ厨乙な身としては、本音100pでも1000000000pでもくれてやって全く申し分ないとこなんだけど、でもそこは最低限の平静さと客観性を保つべく、今回はこんくらいにしといてやんよ!(意:マジ勘弁してください)

SODOM / 「The Arsonist」 :78p

SODOM / 「The Arsonist」

SODOM / 「The Arsonist」

通算17作目にして今後はバンド活動停止ってことで最終作かとも言われてる(ほんと?)ソドミー& LASTさん、
それもあるのか、いつにない重くダークなムードすら漂うこれ。

40年以上もブレずひたすら汚いソドム流スラッシュでぼくがかんがえたさいきょうのころしあいばかり歌ってきたぼくたちのソドミアラーだけど、面子変えて陣営変えて成熟も超えて、なんかもう言うことすら見あたらんここがジャケ通りにもう疲れたよソドラッシュ最終回、第17話「これなんてSLAYER」。
ええーっ、前作後に出してた例の「祝戦争40年グレイテストソドム地獄」はその伏線回収回だったっていうのかい?

それを踏まえてな初期っぽいハーコー特攻曲を交えつつ、整合感とエッジの研磨が効いた作りのなかに、故ドラマー、クリス・ウィッチハンターに手向けた“Witchhunter”あり、同じく故アルジー・ワードTANK)追悼を意識したルーツ曲あり。

そのダイジェスト回帰感やどこか感傷さすら漂うシリアスさに加えて、前作省みての怒涛の暴発突貫力よりもおどろおどろミドルが印象的な作風のせいなのか、今一つカタルシスが足りん気もするし、何ならぶっちゃけ長ったらしくて飽きてくるとか、ああ?おまそれ誰に向かって言ってんだソドムさんだぞ単調で飽きるに決まってんだろがあ!(ビキィ!?)とか色々あんだけど、でももういいだろ最後だしお疲れ様でした以下余白

 

Ho99o9 / 「Tomorrow We Escape」 :73p

Ho99o9 / 「Tomorrow We Escape」

Ho99o9 / 「Tomorrow We Escape」

Ho99o9で「ホラー」と読ませるのがオシャレすぎて思わずoPPaIと空見しかねない(しねーよ)米パンクラップ・デュオ、2022年の前作「SKIN」に続く3rd。

パンクラップというか、PRODIGYTHE DILLINGER ESCAPE PLANでトラップメタルやってみたな雑食ばんざいスタイルは、ここでも健在。
ヒャッハーにるばなグランヅだぁーっからスタートしては、インダストリアルからトリップホップ、カオティックハードコア、あと何インチか寝入るやつなどを跳躍しつつ、チェルシー・ウルフやらこないだ出た新譜がいかにも一発屋NOVA TWINSやら旬のゲスト芸をふんだんに取り入れては、威勢よくも多彩なサウンドアプローチをホラー喰っちまったダ

マイク・パットンがATARI事故起こしたみたいなドリルンベースグラインドM8“Tapeworm”とかかなりカッコいんだけど、とはいえなんか全体的に前作のほうが勢いハッチャけてて良かったなーこのおっぱい、てことで5pマイナスしとく。

ALIEN / 「When Yesterday Comes Around」 :73p

ALIEN / 「When Yesterday Comes Around」

ALIEN / 「When Yesterday Comes Around」

最後は、今週の年内回収枠、兼メタル村養老施設枠。
おいほとんどそうだろとかそういう悲しい本当のこと言うな!

あのALIENが令和に新作を?
「あの」ってどの?
メロハーの?
パチモノレインボーの?
それともALIEN ANT FARM?(それは
となるのがあるべき正しいメタル老害ども。

なんでもこれが8th、
というかバンド的には再結成&活動を細々と続けていたらしく、ゼロ年代以降もアルバムが出ていたのをさっき知るなど。
ええ、マジかよ?いや興味全くないけど。北欧の白夜にともす希望の光を絶やすことなかれ!(←とりあえず言ってみた)

そんないにしえの80年代スウェーデンメロハー骨董品として伝説に伝えられし「あのALIEN」がこの2025年にリリースした新作、
まずはさておき、このオシャレジャケよ。

言うまでもなく(言わないとわからない)これは、オリジナル1stアルバム「Alien」のセルフオマージュ、
しかも再生すれば聴こえてくるあの甘ったるいサウンドに初代ヘボーカル(名前知らん)で、脳内記憶が平成回春逆流。
加えてギター(誰だか知らん)もちゃんと時折レインボーするというブラック萌えなリッチーぎ仕様よ。

PV曲(↓)M4“Strange Way”の雰囲気とか、まさに然りな(言わないと然らない)初期を思わせるヴィンテージ甘ハーぶりをみせながらも、その時折に3rd以降でみせていた様式美ハードラックを踊(ダンス)。

ここら辺も含めて「あのALIEN」らしいところなのだが、とはいえそこはやっぱり「あのALIEN」、
当然ながらB級いやC級以下臭しか全くするはずもないので、くれぐれも期待なんて禁物どころかご法度なのは悪しからず。

だって「あのALIEN」の新作だぞ?
おっさんどもの思い出スパイスなしにこのご時世に聴けるわけがねーだろうがコノヤロウ、なめんなよ?
北欧の白夜にともす希望の光を絶やすことなかれ!(やけくそ)

以上、今週の4枚でした。

とりまベビメタ最強作爆誕ってことでよろしいか?

それとおっさんがキモく興奮気味に鼻息荒くしてるALIENとかいうバンドの新作ですが、一般的にはこっから30pくらい引いて換算するように。
いいか、くれぐれも期待すんなよ!?これはマジだぞ!?
「あのALIEN」の新作だかんな!?

ちなみに「北欧の白夜にともす希望の光を絶やすことなかれ」というのはですね、
その昔のRが二つあってよく燃えそうな名前の無忖度専門誌時代に、確か90点くらいのサービス無忖度をもらってはそう言われたことで、多くの平成地方在住童貞思春期どもに「うおーっ、絶やすことなかれぇえええーっ!」となけなしのこずかいを削らせて輸入盤を買わせては、
「…え?こんなにしょぼいの!?」と腰を抜かさせて後悔に叩き落した罪深さでつとに知られるLARS ERIC MATTSSONさんカッコワライの2ndかそこらのレビューの銘文であります。

…いや違うっけ?違ったかな?
誰だっけ。間違ってたら誰か教えて。いややっぱもうイイや。
北欧の希望の光を絶やすことなかれ!(知らん)

BABYMETAL, SODOM, Ho99o9, ALIEN,

BABYMETAL, SODOM, Ho99o9, ALIEN,

一応しとく注意
・レーティングはあくまで書いてる人の個人的な気分と機嫌のみに基づいたものです。
・ネタが古い、おっさん臭い、と言われても古いおっさんが書いているので、仕様です。
・ふざけたこと書きやがってと言われても、ふざけて書いているのでお許しください。
・ネット上のものがすべて本当だと捉えがちなおじいちゃんや、ネット上のものにはケチつけても許されると思いがちな思春期のおこさまのご意見は全てスルーします。
・要するに、寛大な大人のご対応をよろしくお願いします。な?
タイトルとURLをコピーしました