BABYMETAL / 「METAL FORCE」 (2025):94p
唐突だけど、メンズファッション・インフルエンサーのMB氏が、自身のYoutubeで面白いこと言うとる件。
ファッションなんて知らねーよ、興味ねーよ、と思うかもしれないが、まあそう言わずに聞いてくれ。
(有料メンバーシップ動画の内容であるため、ざっくり大まかに意図を汲みながら紹介する)
(日本のブランド「ソウシオオツキ」がLVMHプライズ2025 グランプリを受賞したことについて解説しながら)
「日本ブランドはカウンターで勝負!」
(MB氏以下ざっくり)
今回のこの受賞は、本場ヨーロッパの並み居る強豪トップブランド勢の中で、日本人にしては非常に快挙なこと。
やっぱり戦い方がわかってるな、流石だなって思いました。
というのもギャルソンもSACAIもヨウジヤマモトも皆そうなんですが、結局我々日本のブランドのデザイナーとして世界に評価されるための戦略は「カウンターカルチャー」であるべき。
そもそも僕達日本人は当然、ヨーロッパの文化に造形がそんな深くないし、キリスト教やアートに対しても理解が浅くならざるをえない。
だからやっぱり歴史のあるブランドとメインストリームの同じ土俵の上で戦ったって負けちゃう。
そりゃそうだよね。本場ヨーロッパの猿真似をしたって勝てない。
だからどうするかというと、「カウンター」なんですよ。
嘗てのギャルソンもそうだったように、メインストリームとは全く違う日本でしか出来ないやり方で、カウンターとして戦うんです。
今回の「ソウシオオツキ」も同じ。
あるいは、日本国内くらいなら、勝負は出来るだろう。
でも海外や世界で評価されるとなると、我々はメインストリームに対するカウンターカルチャーとして、日本人にしか出来ないことで戦うしかない。
さて、だ。
知っての通り、BABYMETALのこの5thアルバム、「METAL FORTH」がなんと全米チャートのトップ10入りを果たした。
BABYMETALに何を言おうが、人の勝手だ。
どうぞ好きにすればいい。
「邪道だ」「こんなのはヘヴィメタルと呼べない」と言うなら、そうか、じゃ勝手にすればいいし、別に呼ばなきゃいい。
あまつさえ、プロの批評家が「水商売」だというのも、そうか、その程度の認識しか出来んのか、位にしか正直思えない。
ならば、
それではぼくも一言だけ、好き勝手をここに言わせてもらおう。
BABYMETALは、カウンターだ、と。
ロックの、ヘヴィメタル(メタル)の、いやポップスすら、その本質、根源が元来はカウンターカルチャーだったことを世界中が忘れてとっくに久しいこの現代だが。
BABYMETALを批判する前に、自分が愛する音楽の根源を今一度思い出してみるのは如何だろうと、提言だけはしておこう。

BABYMETAL / 「METAL FORCE」
-
- アーティスト名:BABYMETAL
- 出身:日本
- 作品名:「METAL FORCE」
- リリース:2025年
- ジャンル:HEAVY METAL, JAPANESE HEAVY METAL, LOUDROCK, METALCORE,
・ネタが古い、おっさん臭い、と言われても古いおっさんが書いているので、仕様です。
・ふざけたこと書きやがってと言われても、ふざけて書いているのでお許しください。
・ネット上のものがすべて本当だと捉えがちなおじいちゃんや、ネット上のものにはケチつけても許されると思いがちな思春期のおこさまのご意見は全てスルーします。
・要するに、寛大な大人のご対応をよろしくお願いします。な?