十年以上ぶりの喪服が超絶ダサ過ぎる上に小さくて(←)入らない問題を勃発させ、慌ててUNIQLOに駆け込む羽目になる平日だけど忌引きで休日恒例ヴァイナルカフェ。
お茶うけは、白州庵の五山焼カステラを、ひいぜんと。
これ聴いてた頃は細マッチョだったのに、悲しいね人って変わっていくのね…。
そしてUNIQLOの感動セットアップの汎用性やべえ!(感動)
HEATHEN /「Breaking The Silence」(1987)

かつての花のスラッシュシティ、サンフランシスコ出身。
彼の地だけあってかファストかつクランチィなリフワークながらも、一方で他のベイエリア勢には余り見られないメロディックなアプローチが強めで、敢えて言うなら2nd~3rd期METALLICAに初期ジャーマンメタルを合わせたようなスピードメタルをやっていた、ぼくたちのひいぜん。
タイトルトラックなんてもろにカイ・ハンセン期HELLOWEENしてて、もう最高。
その泣きのあるパワーメタリックな哀愁ツインリードギターこそが最大の魅力だった、ぼくたちのひいぜん。
ところがメロディのフックにそうしたいいもの持ってんのに、でも垢抜けない曲作りの未熟さとダサいVoもあって、B級スメルがぷんぷん。
でもそこがいいのよ、ぼくたちのひいぜん。
え、地元じゃTESTAMENTのライバルバンド扱いだった?
何それ美味しいのぼくたちのひいぜん。
ちな、甘っちょろいこのデビュー作から見事な飛躍を果たして、持ち前のドラマチズムとメロディセンスの合致を強めた次作のほうが遥かに完成度が高い。
なのに、みんな洗練と脱臭で薄まったそれより、カボチャ味ブラガ色濃厚なこっちのが好きっていうのが、ぼくたちのひいぜん。
いや“Heathen’s Song”の良さもちゃんと認めてあげようよ、ぼくたちのひいぜん。
なお、プロデューサーがMONTROSEのロニー・モントローズというのも当時微妙に話題に。
ってMONTROSE知らんけど。
あとこいつらとスティーブ・スティーブンスとMAD MAXのおかげで、みんなSWEETの代表曲を3曲(”Set Me Free”と”Action”と”Fox On The Run”な)だけ知ってる効果。
って原曲知らんけど。
そんな、みんな(おっさんスラッシャー限定)大好き、ぼくたちのひいぜん。
- アーティスト名:HEATHEN
- 出身:アメリカ
- 作品名:「Breaking The Silence」
- リリース:1987年
- THRASH METAL
よって、そのほとんどが70~80年代の古いものばかり。
尤も音楽批評というかしこまったものよりは、大概がただの独り言程度のたわいない呟きなので、ゆるーく本気にせず(笑)読んでいただければ幸いです。

