しわーっす。(毎年恒例年末限定挨拶)
てことで、すっかり安定の更新停滞が手痛い恭子の頃ですが、まあなんとか生きてます。
もうなんだろ。
走って、サウナ行って、音楽聴いて、本読んで、飲んで、寝て、みたいな毎日なんですけど、それもそれで楽しく充実しているので、いっかなーって。
そんな日々の記録と音楽感想なんぞをダラダラと。
あ、前回からじんましんはなんとか治りました、お陰様で。
てゆーか「お陰様」って何?てか誰?それともシャドウギャラリー?
2021年11月28日(日)
天気、晴れ。
友人宅に呼ばれて、昼からBBQ。
ペット可アパート経営、なんてのも楽しいものだな。
ウチのコーポ黒崎はダメだけど、でもこっそり飼われていそうな気もするが。
IMPALED NAZARENEの新作が相変わらずバカみてーにうっさくて笑う。
勿論、最高という意味だ。
- IMPALED NAZARENE/「All That You Fear」(2021)

速い、激しい、やかましい。
そして何一つ、変わってない。
つまり圧倒的に正しく、メタルをやり続けている。
素晴らしい。

ところで、そのBBQでその存在を知った、成城石井の「カズチー」。
何故これまで知らんで飲んできたかと悔やむレベルで、うめえ。
売り切れ必至な人気品らしいのだけど、最高の酒の肴やぞこれは。
成城石井、始まってたか…。
2021年11月29日(月)
天気、晴れ。
江戸川の河川敷を、走る。
10.56km。

篠崎公園からスタートして、江戸川沿いを往復、行って帰って走るも走ったりの10kmコース。
最後はスローダウン代わりに篠崎公園を軽く回るなど。
アップダウンも少なく真っ直ぐ平地、人も車も信号もないめっちゃ走りやすいグッドコース、しかもスタート地点次第では水元公園まで足を伸ばすか千葉を回り込むかとバリエも富む。
これはいいランコースだ。
ヌコも歩いてるぞ。
ランともは、これを。
- HEAVEN’S CRY/「Food For Thought Substitute」(1996)

US泣きメロオルタナプログメタルの金字塔1st。
いわゆる、ラピュタジャケ。(嘘。いわゆらない)
雛形が「Falling Into Infinity」期ドリという、何とも業の深いグランジシンドローム直撃PTSDオルタナメタル風味ながら、泣きメロを積み込んでドラマ構築していくのが聞きごたえあり。
そんな、ありそうでなかったものではあったけれど、しかし所詮は時代性の産物。
当然のように、皆さんで殺し合いをしてもらうバトロワゼロ年代をサバイブ出来ず、次の2ndで俺たちの戦いはこれからだするのだけど、mp3とサブスクに消えていったぼくたちわたしたちの平成ユニオン中古史に一応残る、隠れに隠れ過ぎて誰も思い出せない名作。
そりゃあ泣くさ天国も。君は刻の涙を見る…。
ところで、ばぢこんが知らんうちに、久々のニューアルバムを出していた件だがな。
- CONVERGE/「Bloodmoon: I」

つーか「I」ってなんだよ、と思うのだけど、どうやら今回のばぢはCHELSEA WOLFEとのコラボ作で、他にもCAVE INの中の人とかが関わっている、らしい事前情報。
それもあってか、作風はダークでエモーショナル。
めらめらとゆらぎ燃え、どろどろと情念が溶け合うような、そんな激情のマグマが煮えたぎるかの質感。
そこにCHELSEA WOLFEの浮遊感ある妖しくマジカルな歌が加わって、独特な空気感に仕上がっている。
M4“Tongues Playing Dead”で図太く戸愚呂巻いたグルーヴが、M5“Lord Of Liars”に燃え広がりつつ、妖艶に継がれていくのが、たまらん。
2021年12月1日(水)
天気、晴れ。
墨田区は隅田川の河川敷を、走る。
11.20km。

ホームレス集うステキ下町SUMIDAシティを、錦糸町から走り始めて横目に聳え立つスカイツリーと天空の金ウンコを捉えながらの、隅田川浅草横一周コース。
映えスポ多くてパシャってたらiPhoneの電池も体力もスッカラカンに。

シャレオツ下町シティをランするので、シャレオツラッスュメタルをランともにセレクト。
- ANNIHILATOR/「Never,Neverland」(1990)

誰が呼んだか(俺が呼んだが)「滑るように斬り走るカナダの狂気」。
…なーんてのも、遠きいにしえの話、今や見る影もないけれど、でもその最高傑作と言ったらやっぱりお約束のネバネバだろ、てことで。
え、1st?そんなん、ありえそんHELL。
そして余りのカッコ良さに、隅田川を滑走しながらSixes And Sevensを爆音3回リピるなど。
ファンタ好きなゴーリラ。
ところで、アーッ!Theゲイの別働隊が新作を出しているんだが、しかもこれが本家新作の「コレジャナイ」…とまでは言わないまでも「あれ?こんなんだっけ?」という微妙な違和感を完全に拭ってくれる出来で、もうこっちで全然よくね?となるドス黒い力作ですますホラでっかい。
- THE LURKING FEAR/「Death,Madness,Horror,Decay」(2021)

真っ向からのどストレートな暴虐デスメタルに、不穏さと邪悪さを帯びた黒光りをぬらぬらまぶして仕立てたようなメタリックサウンド。
ずぶっと沈むような野蛮なヘヴィネスの焼き付け具合、煤けみといい、面子の趣味でさじ加減されたハードコアの味付けといい、これだよ!と唸らせる塩梅。
まさにこの連中に求めるべきガラの悪そうなイカツさをぶっ放していて、思わず嬉しくなる。
M6“Architects Of Madness”からM7“In A Thousand Horrors Crowned”の殺伐剣呑物騒っぷりを前にして血が滾らんメタルもんは、嘘。
2021年12月2日(木)
天気、晴れ。
平日休み。
同じく休みだった嫁さんと一緒にホームランコースを、走る。
10.01km。

今週3本目。
速くも30km超え。
バカなの?バカは走るの?それとも走らないと死ぬの?どうなの?死ぬの?
ランともツラッスュは、これで。
- OVERKILL/「Horrorscope」(1991)

リアルタイムツラッスャーにおいては90年代初頭の、TESTAMENTポイントブラック、EXODUSインパクトと並ぶポスト四天王による「……あれ?(あの名盤の次がこれ?)」アルバムとして知られている、いわゆる3大終わりの始まり作。(嘘。いわゆらない)
でそれが今聴くと、(少なくともこの後よりは)なかなか良い。
いや、微妙っちゃ確かに微妙なんだけど、前半、つまりA面だけは充実しとる。
逆に言うと後半が辛くてアリかナシかのボーダーメタルなんだけど、でも前半はそれを補うくらいにいい。
ライブ定番”Coma“はじめ、PANTERAみたいな”Blood Money”に、”Thanx for Nothin”がハードコアぼくてニューヨークのバンドらしかったり、あとはスラッシュサバスブルージーなインスト“Live Young Die Free”、そして次の「I Hear Black」に繋がるグランジーなタイトルトラックと、たまに聴く分には悪くない。
ちな、個人的には次の「I Hear Black」も割と好きっすね。
ところで、わざわざ平日休取って行ってやったクソ税務署が、バカ偉そうに人の金でメシ食ってるくせに「予約取らないと対応出来ませんので出直してください」とかおつむの暖かいことほざきやがった本日なので、あたまきてユニオンでレコード買ってやったったけど後悔はしていない4枚。

ビリジョとほりなーは、思い出補完要員。
YESは、100円カゴからサルベージしたら、もう持ってたっていうね!(たまにあるある)
まあ100円分は聴いて普通に味わって、あとは窓から片道フリスビーで楽しむとするよ。
- SCOWL/「How Flowers Grow」(2021)

米サンタクルーズの女性Voハードコアパンクス、デビューアルバム。
このフロントの女性シンガーが、かわいいのに声がクソきったなくてステキ。
音楽性はありきたりながら、ストレートなまでにオールドスクールなハードコア。
いかにもケツに火がつき燃え上がるような性急さで、徹頭徹尾前のめりに突っ走っていて好感が持てる。
2021年12月3日(金)
天気、晴れ。
今週アタマに走った江戸川沿いを、今度は葛飾側からスタート。
10.40km。

てまた今日も走ってんのかよ、今週4回目だよ合計40kmだよ完全にバカだろこいつ。
でも今日は割と軽やかに気持ちよく走れたかと。
天気いいし、楽しいヘルシーヒポクリシー。
- HYPOCRISY/「Worship」(2021)

「悪くないけどスコンと飛び抜けない」という、今回もいつものまんまの80点アルバム。
そりゃあさすがの手ク練、わななきヒポクるピーター節を固めつつも味ヘン幾つか加えてるんだけど、でも実際には「またこれ?」って感じで刺激不足で、あんまおもんない。
正直、もういいかなーって感じしかしないんですけど。
夜は疲れた体を癒やしに、サ活。
サウナ後の生の美味さは、異常。

そんな一週間でした。
ではまた。


